火災避難訓練・消火訓練および災害BCP見直し検証の実施報告

グループホーム大和あじさいでは、火災を想定した避難訓練・消火訓練および災害時事業継続計画(BCP)の見直し検証を実施しました。


利用者の命を守ることを第一に、日頃の備えと行動手順を再確認する重要な機会となりました。


🔥 火災避難訓練の実施

今回の訓練は、「厨房からの出火」を想定し、
初期発見から通報・初期消火・避難誘導までを一連の流れとして実施しました。

職員が火災を発見後、すぐに「火事です!」と周囲に声をかけ、
非常ベルの作動・通報・初期消火器による消火を行いながら、利用者を安全な避難経路へ誘導しました。

利用者の皆さんも落ち着いて行動でき、
全員が約8分で安全に屋外避難を完了。
避難経路・集合場所の確認もスムーズに行われました。


🧯 消火訓練の実施

避難訓練に続いて、職員を対象に水消火器を用いた初期消火訓練を行いました。
消火器の取り扱い手順を再確認し、
「ピンを抜く」「ホースを持つ」「火元に向けてレバーを握る」動作を一人ずつ実践しました。

実際の操作を通して、初期消火の重要性と安全な距離の確保を学び、
災害時に冷静に行動できる自信を深める良い機会となりました。


📝 BCP(災害時事業継続計画)の見直しと検証

今回の訓練は、前回の災害訓練で得た課題をもとに改訂したBCPの実効性を確認する目的もありました。

特に以下の3点を重点的に検証しました:

  1. 初動体制の明確化(通報・避難・消火の役割分担)

  2. 人員配置・連絡体制

  3. 非常持出品・備蓄物資の確認

結果として、避難誘導と通報の流れは円滑に行え、
改訂したBCPの基本方針が有効に機能していることを確認できました。


一方で、通信障害時の情報共有方法等、今後さらに改善すべき点も明確になりました。


💬 今後の取り組み

  • 消火設備・避難器具の定期点検の徹底

  • 夜間・休日を想定した少人数対応訓練の実施

  • 定期的なBCPの見直しと実践的評価の継続


🌱 まとめ

災害はいつ、どのような形で起こるか分かりません。
その「もしも」に備えて、日々の訓練と準備が大切です。

グループホーム大和あじさいでは、
利用者一人ひとりの安全と安心を守るため、
今後も職員一同が連携し、地域とともに防災力の向上に努めてまいります。

余談ですが昨日の夕食は海鮮丼を提供しました。

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